おたる水族館行って良かった!

週末、北海道に行ってたのですが、前から行きたかったおたる水族館に行ってきました.



 
おたる水族館は1959年に「小樽市立水族館」として営業を開始し、1974年には新館竣工と共に第三セクター小樽水族館公社による経営となっています。

 
日本海に面した大自然の中に位置しており、海を仕切っただけのダイナミックなプールでは野生に近い状態で暮らすトドやアザラシなどの海獣類を鑑賞できます。



大小70基余りの水槽には250種類ものさまざまな生物が展示され、愛らしいイルカ、アザラシやる気のないペンギンのショーも人気です。ただ、場所は不便なところであり、施設事態も老朽化し、どこでにもあるような、ちょっとさびれた地方の水族館、というイメージです。でも、おたる水族館は逆にそれをうまく利用して上手に面白さ、楽しさを出していました。


演出でしょうか、あまりお金をかけないと言うか、魚の説明1つにしても、弱点とか特徴が面白おかしく紹介され、老若男女幅広く楽しめます。特にネットでも話題のショーも面白いです。「ペンギンの時間」のショーはペンギンが全くやる気を出さず、言うことを聞きません。



それを自虐的に説明する案内が上手な若いスタッフが、思わず笑ってしまいました。教える手間もいらず、スタッフの話術がものをいうショーでした。とても人気のある水族館ですが、日本海に面し、場所も不便、施設も古い、冬は雪で営業ができない、また施設内の難点はトドやペンギンのショーが海辺まで歩いていく際に、高低差があり、高齢者や幼児にはとても不便です。でもその不便さも含め、魅力として発信しており、知恵を絞っての人気ある施設運営に感心してしまいました。
自治体の関与する成功施設として見習うべき点の多い水族館であります。
一度は行って見る価値がありです。


年度末の週末、北海道でじっくりと海を見ていたら気持ちがすっきりしました。