「選挙が終わってから・・」

娘がこの4月より大学生になっています。
選挙の為に、すべての優先順位を選挙にしていたので、家族の事は後回しにさせてもらいました。ですから、高校の卒業式にも、大学の入学式にもその他の学校行事すべてに出席できませんでした。

すでに、東京で一人暮らしを始めていますが、何の準備もしないまま行かせており、多少心配ではありましたが、妻も選挙で忙しくて、娘に関わっていられませんでした。
どのような生活を始めたのかは定かではありませんが、物を揃えていない中で、何とか過ごしてきているようです。
娘に言っていた口癖は、
「選挙が終わってから・・」
でした。
という事で、選挙も終わりましたので、娘の事をやりに夫婦で三日市の例大祭に出席した後、東京へ行ってきます。
ほったらかしでどうもすみませんでした。
選挙では家族に大分迷惑を掛けていますので、少しは娘孝行もしないといけません。

愛鷹農道(富士岡〜中里区間)事業

昨年の11月議会でも、国の施策の事業費捻出の為の富士市の農業基盤整備事業の遅滞には納得はできないと円滑な事業進捗を求めましたが、富士岡から中里までの農道整備の名の下の生活道路の危険解消でもある愛鷹農道2期工事が事業費も付き、順調に進んでいるようです。連休中でありますが、工事現場を確認してきました。

工事を進める中では、古墳時代や2000年以上前の縄文文化時代の埋蔵文化財の発掘調査が4か所で行われていました。
その調査報告書を確認させて頂きましたが、下記のような調査結果でもあります。
遺跡の名称
1、 富士岡1遺跡群 調査面積A=1389,9㎡
時代;古墳時代前期 竪穴住居 方形周遺墓、調理場跡、出土品;土器
時代:縄文時代   出土品:土器、石器(石矢じり。石斧。石佐次
2、 向山遺跡    調査面積A=1434,2㎡
時代:古墳時代   竪穴住居跡 出土品:土器
時代:縄文時代   出土品:土器、石器、装飾品(耳飾、管玉)
時代:旧石器時代  出土品:ナイフ形石器、槍先型頭器
3、 中尾沢遺跡   調査面積A= 333,8㎡
時代:縄文時代 出土品:土器、
4、 分地遺跡    調査面積A= 330㎡
時代:縄文時代  出土品:土器、石器
出土品については、県の文化財保護課で保管し、貴重な出土品に関しては、博物館で展示することも考えているが、最終調査結果が出ていないのではっきりしたことは言えないとしています。
いずれにしても、発掘調査が終わり、調査報告で場合によっては工事の延期もあるのか心配をしていましたが、それについても、確認しましたが、大丈夫でありました。(23年度市負担分74,813千円が予算付けされています)
24年までの期間事業でもありますので、今後も県としっかり連携を取った上で、事業推進をお願いいたします。

変化している家族構成への対応

前から、気になっていたのですが、日本の人口構成及び家族構成が大きく変化している事についてですが、特に、少子高齢化とともに変化が著しいのは単身世帯の増加です。それによる商業動向の変化は職業柄のせいもあり、興味があります

国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」によれば、配偶者のいない40代以上の層は2010年2078万人から2015年には2384万人(360万人15%増)に増えています。そのうち配偶者のいない40代以上の女性の単身世帯(いわゆる「おひとりさま」)が2010年1357万人から2015年には、1524万人(167万人、12%増)になると推計され、配偶者のいない70代以上の女性は2015年には809万人と圧倒的な人数となります。また、配偶者のいない40代以上の男性もこの5年間で139万人(19%)増え2015年には860万人になる見込みで男女とも40代以上の単身世帯が急増しています。また、現在、女性の就業率は上昇しており、男性の就業率は減少しているもの女性の就業率は6割に上昇しており、仕事をして家計を支える女性が増えており、買いものや家事に時間をかけない傾向が高まっています。
一方、商店街や小売店が無くなり、社会インフラや銀行の支店などサービス拠点も年々減少する傾向はますます進んでいます。住まいの近くに商店が無かったり、遠くまで外出が困難である物理的、距離的な問題で生活に不自由している「買い物弱者」も急増しています。
この家族構成の変化による生活変化への対応は求められる事ではないのでしょうか。
大きな少子高齢化と言うくくりではなく、近い将来において家族構成が大きく変化している事に対しての予測の上での社会も行政も対応が今必要ではないのでしょうか。
とGW中ではありますが、考えていました。