日: 2009年2月11日
CCCと言えば?
CCC3つのCと言えば、
「チェンジ、チャレンジ、チャンス」と良く景気の悪い時こそ、3つのCを実行しよういわれますが、それとは別の、静岡のCCCという場所にいってきました。
そのCCCは静岡市クリエーター支援センターで、CCC とし( the center for creative communications)、現代(Contemporary)創造(Creative)交流(Communication)3つのCがキーワードで表わされています。
そのCCCに公共交通網利用しながら、視察に行ってきました。行政視察とは違い、商工会議所での視察であった為、夜の6時から8時までの時間を利用しての夜の視察研修となりました。
静岡市クリエーター支援センター自体は、クリエーターの育成、コンテンツ産業の振興及びクリエーターと地域産業の連携等を推進する拠点として2007年に市が設置しました。内部審査を通過して人材に対して、創作活動、創業準備、事業活動のスペースとして貸出し、合わせてコンテンツ産業に精通するコーディネーター等が事業化、マーケティング、技術に関する指導を行っています。単なる、クリエーターの育成にとどまらず、地域や産業と連携による新商品の開発や新事業の取り組み等活動範囲は幅広いものとなっており、現在は5つのスペースが利用されており、今後の活躍が期待されています。
今後、デジタルコンテンツが必要とされる中では、静岡市がどのような支援をし始めているのか、また、富士市において参考にしようと思いましたし、また、支援センターの設置されている場所は、生徒数の減少に伴い統廃合され、学校が閉鎖された後を活用しての県庁横にあった市立青葉小学校であり、小学校のイメージを残した上での施設利用がされている事を聞いていたので興味もありました。
施設上の大きな変化は、学校であった為に、空調とトイレについては快適な空間にする為に手は加わっていましたが、教室内においては、黒板机などが残っており、家庭課室や理科室もあり、なんとなく夜の学校探検をしているような感じにもなりました。
静岡独自の文化的背景や価値観に基づいたクリエイテブサポートを提供する場所として、静岡市の更なる産業の発展を目指すとする斬新な取り組みは、CCC(チェンジ・チャレンジ・チャンス)のCでもあると感じ、富士市にはまだない施策であり今後大いに検討すべき事柄であると思いました。
今回静岡まで公共交通を使っての視察を試みたのですが、夜の視察でもあり、視察終了後、食事をとったのが、9時過ぎとなり、電車に飛び乗り、富士まで戻ってきましたが、11時過ぎとなってしまい、すでに岳鉄は走ってない時間でしたので、この時点で公共交通は利用できないと判断し、結局は家までタクシーで帰るしか手段がありませんでした。(富士駅から家までタクシー代が4000円以上かかります)やはり、車がないと生活ができない街であるのかとつくづく感じてしまいます。