富士商工会議所の新年賀詞交歓会が政財界及び行政関係者が多数集まり盛大に開催されました。私も、市会議員と言う立場もありますが、商工会議所の振興委員やYEGのメンバーでもある中で参加をさせて頂きました。
遠藤会頭からは、100年に一度とされる経済不況下において先行きの見えない厳しい状況に触れながらも、諸問題の克服をチャンスととらえ、地域に存在感ある商工会議所をめざしながらも、今後とも既成観念とらわれず積極的な取り組みをしながら信頼され役に立つ会議所なるよう一丸となって日本経済へチャレンジして行くと30分以上の新年の熱弁を奮いました。
また、本年県知事選を控えている中では動向も気になる、石川県知事は、今まで経験のない速さでの景気後退に対して、補正予算を計上し、経済対策においても現況に対応して行く事を示し、今までも無駄な公共事業はなかったとしながら、今後更なる内需振興を進めるためにも社会資本の整備は不可欠なものであると述べた上で、新東名の供用開始を1年半位前倒しの見通しと昨年来より要望のでている富士山の見える場所へのハイウエイオアシスにおいてはあきらめずに働きかけていく必要性があるとし、また、西富士道路に関しても無料化になる際に渋滞を起こさないよう交差点への対策を取っていくという考えの中で、新しい内需拡大を図った上で、景気の反転を促す兆しに結び付けていくという話がされました。
富士地域の経済振興が、国県市及び商工農関係者が一丸となり連携をとり急激な景気悪化に対して取り組んでいきながら、元気回復へ向けて好転して行く事を期待していますが、連日報道される未曾有の景気後退と政治の混迷が重くのしかかり、不安はぬぐえませんでした。