嘉興市友好訪問

 先ほど、中国の四川省で大規模な(M7.8)の地震があり、被害が心配です。

 富士市では、平成元年に中国の嘉興市と友好都市提携を結んで以来、人的交流に始まり、産業、文化、経済等幅広く交流を深め、来年には20周年を迎えようとしています。そのような中で、今まで、過去5回議会においても、嘉興市と友好交流を行ってきています。本年7月に市議会の一期目議員を中心として、友好訪問団を結成し、視察及び両市の更なる友好の輪を広げ、今後の市政発展にも役立てる事を目的として、友好訪問が行われます。

 本日は第1回目の会議でしたが、やはり、明確の目的を持ち、観光とは異なる、有意義な訪問にすべきとのもと意見交換がなされ、しっかりしたテーマを設けた中での計画を進めるために、詳しい内容等は、次回会合に持ち越されました。
 中国では、本年8月にオリンピックまた、2010年に上海万博と巨額な投資がなされており、それに伴い海外及び日本企業の進出も目覚ましいものがあります。しかしながら、その発展とは別に多くの問題もあるのも事実です。ギョーザでも大騒ぎになった食品偽装、オリンピックを前にしてのチベットとの紛争、決して、安心・安全の国ではないと思います。成長著しい国においては、多くの光と影が混在している国であると感じます。
 10年前に北京・天津・上海に行きました。ものすごい勢いで変貌しているという事を訪れた人やテレビ等の情報で聞いています。過去のイメージで中国を捉えてはいけないと思っています。個人的には、上海の経済状況の変化と都市構造・景観をじっくり見学したいのですが、あくまでも行政の公務としていく以上、目的を履き違えないようにしたいと思います。

 まだ先の話ですが、先輩議員には、食べ物だけは注意しろよと言われています。お腹が弱い私は、とても心配ですが、議員として行かせてもらう以上、自分なりに得ることのできる訪問としたいと思っています。

 会議が終了した後、小長井製紐さんの社長のお母様の葬儀に出席したのですが、この会社においても嘉興市よりの留学生を受け入れていると話しがありました。地元企業に嘉興市から来た方がいるのなら、情報収集の為にも、一度お邪魔して話を聞きに行ってみようと思っています。

*ちなみに現在まで
富士市から嘉興市へは、97団体 1290名が訪問
嘉興市から富士市へは、93団体  632名が訪問
しているそうです。