森林財産委員会の視察で木に係る施設として東京おもちゃ美術館に行ってきました。
現在おもちゃ美術館は全国に14か所あります。既に私も木曽や檜原村のおもちゃ美術館は視察しましたが、一番最初にできたのが東京おもちゃ美術館です。その本家本元の東京おもちゃ美術館は、戦前(昭和10年)に建てられた旧校舎(四谷第4小学校)を活用。都会(東京)のど真ん中(四谷)にもかかわらず、木の温もりが感じられる体験&交流型のミュージアムです。

ミュージアムでは旧校舎の10教室に約5千点の玩具を展示されています。また、子どもからシニアまで楽しめるおもちゃが1万点以上あり、心癒される国産の木製玩具、デザイン性の高いヨーロッパのおもちゃを実際に手に取り遊べることができます。同時に、リサイクル素材を使ったおもちゃ工房も毎日開かれているとの事。赤いエプロンのおもちゃ学芸員がおもちゃの世界を案内してくれます。東京の一等地にある東京おもちゃ美術館は子育て世代はもちろん全世代で楽しめ、関わる人の出会い創出、この学校を卒業した人たちにとっても大変価値ある施設であると感じます
運営は、「多世代交流」や「木のある暮らし」を推進する認定NPO法人芸術と遊び創造協会が担っています。
もうすぐ御殿場市にも公設公営でのおもちゃミュージアムが開設されます。
遅ればせながらも、富士市においても、おもちゃ美術館があれば良いのにとあらためて思いました。
東京おもちゃ美術館は価値ある施設