どうなるセブンイレブン。

迷走する台風とは別に私にとって最近、衝撃だったニュースとして、先日セブン&アイHDがカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたことが報道されたことです。アリマンタシォン・クシュタールはサークルKなどのコンビニチェーンを次々と買収して拡大した企業で、時価総額は8兆円超と企業価値ではセブン&アイを上回っています。
この買収提案を受けてセブン&アイの株価は22%も急騰し、時価総額は前日から1兆円膨らむ56000億円になりました。問題は円安と株価低迷で、日本企業がそもそも「お買い得価格」になってしまっていることと、グローバル企業から見れば日本とアジアで成長する日本企業というものがポートフォリオとして非常に魅力的になっているということです。どうなるセブンイレブンですが、セブンアンドアイは年商10兆円のグルーープ企業であり買収されることは加盟店としては納得はしない話です。しかしながら、優良日本企業に対してなめられた話です。

その買収報道の後、台風接近前でしたが、中松社長はじめ執行役員の皆様に会う機会がありました。
中松社長は、明日の笑顔を共に創る。を掲げ、4つの取組として健康、地域、環境、人材に力を入れ、明日の笑顔未来の幸せのため、新たな便利と豊かな暮らしを創造する。ことを訴え、買収の提案があっただけで買収については白紙であるとしています。


日本経済も台風以上の暴風雨を感じます