建設消防委員会の委員として、令和5年度更新車両である先端屈折はしご付き消防自動車と高規格救急自動車の納車式及び訓練展示に参加してきました。
はしご車に関しては20年振りの更新でありますが、最新の資器材が搭載しています。名前の通り先端が屈折しての作業ができ、35m(10階建てビル相当)のはしごはカメラも搭載されているので無人でも中高層ビルに対応できます。また、高規格車には県内初導入となった電動ストレッチャーを搭載していますので力を入れずにスムーズに作業ができます。その上、停車中には、後部ドアに文字で状況を伝える等救急搬送時の滑動の円滑化が図られるようになっていました。
富士山に見守られながら風もない絶好の訓練日でありました。訓練時には、市長、建設委員長がはしご車の先端部分に乗り込み35mの高さからのあまり揺れない中で状況を確認していました。ただ、災害時においては、天候は選べませんので、車両が最新鋭になろうと消防隊員の日々の訓練があって対応ができる事でありますのであらためて努力を惜しまない事はお願いしたいことであります。
新たな車両更新がされたことで、市民の安全、安心がより一層拡充されました。
ちなみに新たなはしご車は2億3千万余で富士市が保有する車両の中で、一番高い高級車であります。