富士市東部の浮島工業団地に隣接している東球場は、富士山がきれいに見える野球場であります。野球の予定が入っていない時には、地域でのグランドゴルフの皆様が利用している場所でもあります。また、コロナ禍になってから中止となっていましたが、毎年、工業団地の夏祭りが開催されており、団地の皆様、地域の皆様にとってもなじみの深い場所であります。その入り口はかつては、桜が咲く時期に富士山がきれいに見える場所でありました。その後、数十年の間、手つかずの状況で、桜が見えなくなるほど、木々や雑草に覆われた状態になってしまいました。
地域で訪れる人や工業団地の皆様より以前のように整備管理して欲しいとかねてより要望されていた、東球場入り口の、浮島釣り場公園までの約80mの区間を、桜並木に整備するための担当課長とまちづくり協議会長、浮島工業団地の役員さん、連合町内会OB会長さんと共に現場立会いをしてきました。この事については昨年のはじめ、もともと植えられていた桜の周りに、うっそうと茂ってしまった木や雑草を削除して欲しいとしたところ、河川にかかる部分だけの伐採が行われました。その伐採だけの整備に納得がいかない為に、改めて要望をし、本年度予算付けしてもらいました。ただ、組織改正と課長が移動してしまい、事業内容がうまく伝わっていなかったらしく、新たな課長のもと、仕切り直しでの整備推進の確認をしてもらいました。しかしながら、限られた予算でありますので、できる事も含め、どこまでできるのか、今後、できないようであるならば、さらなる予算付けをお願いしなければならない事であると思っています。
東球場の利用者以外にも、釣り場公園、珍しいトンボの生息地でもありますので多くの人が訪れます。景観形成的にも、球場の風通しも含め、入り口整備をしてかっての桜と富士山がきれいに見える場所へ復活させるプロジェクトとして進めてもらいたいです。