3月5日富士ニュース掲載記事
市議会 7日までに8氏が登壇
富士市議会2月定例会で4日、施政方針に対する質問が始まった。7日までに5会派の8氏が登壇する。初日に演壇に立った荻田丈仁氏(新政富士)は「市政運営の基本姿勢」などに盛り込まれた、JR富士駅北口に整備予定の公益施設や市立中央病院(高島町)にかわる新病院建設の方向性、新たな富士山火山防災マップの活用方法などについて小長井市長に質問した。
富士駅北口再開発事業に伴い駅前広場に整備予定の公益施設については新年度、施設のコンセプトを具現化す出来る設計者を選定し、民間のノウハウを生かした設計をするデザインや構造環境面に至るまで、同市を象徴する建築物を目指す。市では現在、地上3階建ての施設を検討している。1階部分は公共交通の待合スペース、2階はブック&カフェスペース、3階はプログラミングやモノづくり体験ができる人材育成スペースを想定している。小長井市長は公益施設は「本市のランドマークとなるデザインにすることに加え、富士山の眺望を確保して来訪者に対するおもてなし空間を形成する地元産材の活用や環境への配慮など、市民に愛着や誇りをかんじてもらえるようにしたい」と設計のコンセプトを示した。
築37年以上が経過して老朽化が進む市立中央病院に変わる新病院建設については「市民生活に大きな影響を与える事業で、関心も高い。医療機や施設規模などの検討の経緯を積極的に情報提供しながら、張横病院の理念である「地域の基幹病院として、よりよい医療を優しく安全に提供する施設となるよう努める」と方向性をしめした。
後文、省略