富士市にある「街の電気屋さん」で組織する静岡県電機商業組合富士支部さんの平成25年度定期総会が伊豆長岡のホテルで開催されましたので、参加してきました。
「街の電気屋さん」としてピーク時の半分になってしまったとは言え、46店が組合に加盟しています。
私も組合の顧問を務めさせて頂いていますが、大型量販店やDIY等の家電販売により厳しさはあるとは言え、今元気にご商売をしている組合の皆様は、地域に密着した価格よりサービスを売る事により差別化が図られていると思います。
総会において役員さんに
「価格競争に巻き込まれず、値段ではなく、顔を売り、すぐに対応し、評価を得る事できる電気屋さんは生き残る訳ですね」と言うと
「生き残りじゃないよ、勝ち残るためだよ」
と言う返事を頂きました。
勝ち残ると言う言葉の意味することは、電気屋さんは量販店等負けずに商売として充分に成り立つ将来性のある仕事であると感じました。総会においても、小売店として変化への対応は求められますが、組合の使命として組合の為になる、講習会、研修会等の情報共有はもとより、10年、20年先の組合の在り方として新たに青年部が立ちあがっています。厳しい業界でありながらも、青年部が立ち上がる事は、若い人の関わりが増え、組織においても機動力が増すことは考えられますので喜ばしい事でありました。
高齢化社会が進む中では顔の見える街の電気屋さんは高齢者に頼りにされています。配達や修理をしながら高齢者の見守りもできます。組合としても行政と連携した活動も模索したいと支部長も言っていました。
泊りがけの温泉場での総会開催は業界として元気な証拠であると思っています。
青年部も立ち上がりますますの業界の発展を心から期待しています。