富士市には富士山と岳南電車がある。そんなチラシを最近、目にしました。
かつては製紙のまちとしての貨物輸送でも活躍していました。
岳南電車が配布しているパンフレットの中には次のような事が書かれていました。
“岳南鉄道は、昭和23年に設立し富士の貴重なローカル線として活躍。吉原駅を起点に10駅あり、全長は9,2キロメートル。約21分です。貨物輸送の電気機関車も仕事を終えましたが、岳南富士岡駅でご覧いただけます”
そう言えば、ちょっと前に、廃車になった電気機関車を売り出していたニュースがありました。その後、何となく気に成っており、岳南富士岡駅を通りかかった際に、電気機関車があるのか見てきました。
富士岡駅には塗装は剥げているものの電気機関車がまだありました。
富士市の産業を長きに渡り支えてきた電気機関車。
ただ朽ち果てていくのではなく、行政や地域が関わった中で何らかの形で富士市の財産として活用できないかと思ってしまいました。