田子の浦港へ客船・帆船の寄港への実現を!!

富士山の世界遺産登録での富士市の強みとしての田子の浦港の活用の強化は富士市の存在価値を示す絶好の場所であります。
市長の7月の定例会見で私が6月で質問した一つの「世界文化遺産を契機に田子の浦港への客船・帆船の誘致について」誘致活動を進める事があらためて新聞報道されました。

田子の浦港は環富士山の市町の中で唯一海に面したまちであり、他の地域と差別化する上でも港の利用は有効であり、その為の1つの取り組みとして客船・帆船誘致について6月議会で求めた事は・・・・。
港の利活用により、人が動くことによる観光や商業の振興につながる可能性をもたらせます。田子の浦港を面としての周辺整備を進めながらの港の有効活用の1つとして港へのクルーズ客船誘致は、相対的に運航頻度が低いものの,入港すれば港やその背後圏に大きな経済効果やブランド的価値をもたらすものとして観光施策として注目されていますし、クルーズ客船の寄港は港町にふさわしい風情を醸し出す要因でもあり、富士山が見える港への誘致は大きな効果をもたらすことが期待できます
現在外国船は400隻以上あります。そして今、外国船は日本に進出してきています。今までのヨーロッパやカリブ海の人気エリア以外を模索している中ではアジアに目を付けており外国船の新しいエリアのアジアが注目されています。国土交通省のまとめでは、日本への外国クルーズ客船の寄港は昨年が409回で、5年前と比べ139回増加しています。クルーズ客船の隆盛をどのように世界遺産を契機に富士山がきれいに見える港として、富士山への海からの玄関口として富士山に一番近い田子の浦港へ結びつけるかが重要であると思います。
また、誘致に向け、いかに魅力ある寄港プランを練り上げていくのか、ポートセールスや情報発信の強化、受け入れ環境の整備など効果ある具体的な戦略の構築が課題となります
クルーズ客船誘致への戦略構築に向けては、取り組む内容をしっかりと固めていかなければいけませんが、運航している国内外の船社や旅行業者、旅行代理店へのポートセールスのあり方、乗客ターゲットやニーズの分析、誘致へ巻き込む上での情報提供の仕方などを研究しなければ大きな成果につながらないと言われていますので市としての民間と連携をとりながら戦略をもってポートセールスは進めて頂きたい事です。
また、港を市民に身近な場所として捉えて貰えるような、静岡市で行っている市民クルーズは計画してもらいたい事でもあります。
市長答弁では、「田子の浦港は入港規制により全長200メートルまでの客船が入港可能となっており、日本の客船では日本丸、パシフィックビーナスが入港できる。また客船に限らず海上技術学校などの練習船や帆船に誘致も港湾振興にとっての集客力が高く魅力あるものと考えている」「世界文化遺産の富士山を海抜0メートルから見る事の出来る唯一の港である田子の浦港への客船・帆船等の寄港実現に向けて積極的なセールス活動に取り組んでいきたい」と前向きな考えを示してくれました。
6日の新聞報道での市長の想いとしても客船・帆船の定期的な寄港地として実現を目指すべきです。