市内の大工さんを中心として組織されている全建築センターが開催する木の供養祭が三日市のお浅間さんで開催されましたので参列してきました。
全建築センターに加盟している会員は、木に関係する仕事柄、木に感謝し木を供養する事を目的に三日市のお浅間さんで毎年開催していますが、今年で20回目となります。
式典では神事・境内にある樹齢1200年の楠に木にしめ縄をはる奉納式・使い古したまな板等燃やすお焚きあげ式が予定されていました。しかしながら、朝からのあいにくの雨。私も議員になってから何回か参加していますが雨の中での開催は初めてありますが、神事は境内で執り行われましたが、しめ縄張りやお焚きあげは残念ながらの中止でありました。
神事の終わりに神官よりの挨拶では、
「20年の間続けられてきた供養祭においては、晴れの日の開催ばかりでなく、雨の日もありましたが、あいにくの雨という事ではなく、木々の成長を促すための恵みの雨であると解釈をしてもらいたい」と言っていました。
何事も考え方次第で良いとされる事であると思いますが、まさしく、全建築センターの会員は個人で大工等の仕事をなされている方も多く、予てより大手ハウスメーカー台頭や木造建築の減少、後継者不足による会員数の減少等大変な状況である事は伺っていますが、雨の日もあれば晴れの日もあり、決して雨の日ばかりでない事を念じながら、物事をプラスに考えて仕事を頑張ってもらいたいと思っています。
(イベントとしてまな板削り直し)
恵みの雨の中で開催された木の供養祭これからも続けられていくと思いますが、全建築センターの会員の皆様に改めてエールは送りたい事でもありました。