職業教育としての専門学校

タカヤマアドバンスビューティ専門学校の平成24年度の卒業式に出席してきました。
高山校長からの話で驚いたことは、就職難と言われている時代に30人の卒業生に対しての求人数は300件あったそうです。

雇用状況が厳しいとされる中でも、美容業界は人手が足りないのかも知れません。
卒業式では、卒業証書は勿論ですが、各種認定書、修了書、合格書等々次々に授与されていきます。エステ、アロマ、ネイル、マッサージ、電話対応等々様々な資格がある事にも驚きます。美容協会の役員さんに確認すると、「自分たちの時にはそのようなものは無かったですよ、次代の変化でしょうね」と言っていました。
また、職業教育としての専門学校が見直されている事が話されていましたが、若年層の早期離職等学校から社会への移行が円滑にいかない今の現状を考えると、しっかりと目標をもって勉強することは重要であります。私はキャリア教育について今回質問しますが、富士市内の小、中、高と体系的なキャリア教育の推進は必要な事であります。更に言えば、市内の普通科高校のキャリア教育の推進や大学や専門学校と連携した体系が出来る事が理想であると思います。文科省でも子供達の成長に合わせた段階的なキャリア教育が必要な事であると推進しています。キャリア教育を進めていく上では様々な課題もありますので、専門学校等を含めた多くの関係機関が携わりしっかりと議論できる組織は必要であると思っていますので、総合的な体系的組織的な体制は必要な事であると思っています。
卒業生を前にしながら思う事は、タカヤマアドバンスビューティ専門学校の皆様は学校を卒業して、今まで勉強してきたことを社会で活かしていくと思います。これからも、諦めず、挫けず、自分の夢に向かって仕事をして行ってもらいたいです。
出来る事なら、富士市で仕事を続け、富士市で独立開業をしていただく事をお願いしたいです。
若い皆様が富士市を創っていくのですから・・・・