ちょっとの手の暖かさかもしれませんが・・

4つの高校(富士東高校、吉原高校、富士市立高校、吉原工業)に通っている奨学生の激励会が開催されました。高校を卒業した奨学生は其々の進路の報告が成され、今までお世話になった事に対してのお礼の挨拶がありました。

奨学生の近況も踏まえた挨拶が終わった後、各高校の校長先生や担当先生が挨拶をしてくれたのですが、その中で、吉原高校の奥山校長は、親子愛を描いたテレビ日曜劇場とんびのある場面で、冬の寒い海辺で主人公の親子のヤスとあきらが抱き合っているけど、暖めきれない寒さがしみる子供の背中に対して他人である和尚さんが手を当てて手の温かさを感じさせるシーンを取り上げていました。先生は卒業生の進路を祝いながら、奨学金が給付されているだけではなくこのような激励会が開催されることは、まさしく奨学生に対しては多くの人が支えてくれている知る機会であり、人の手が暖かい事、手の温かさを感じることが出来る事であると感謝の言葉がありました。私も奨学金給付のアドバイザーを務めてきたのですが、一人一人の手は小さな暖かさ(支援)かもしれませんが、沢山の人が手を差し伸べる事により、大きな暖かさになると思っています。

また、富士東高校の河村校長は、生徒たちに「努力はうそをつかない」とこれからの将来への激励の言葉を投げかけてくれました。
卒業された奨学生は、今後それぞれの道で更に頑張ってくれると思いますが、新たな旅たちにほんのちょっとの手の温かさかもしれませんが、エールを送れたことは私のとっても、嬉しい事でもあります。
其々の奨学生が自分の成りたい事、やりたい事が実現できることを祈っています。