須津地区の市長行政懇談会が開催されましたが、その中の地域課題一つとして、「須津地区周辺リバーサイドのサイクリングコースの整備について」の要望が出されていました。
要望内容としては、
須津地区は富士山と愛鷹のすそ野に位置し、その周辺河川と田園地区として自然環境の美しい景観に恵まれており、富士山に新幹線が通過する写真スポットしても知られているが、観光としての整備は取り組まれていないので、赤渕川、須津川、沼川の3つの河川堤防を活かして、サイクリングが楽しめる道路や休憩施設を整備すると共に、岳南鉄道を利用しての地区内外の人々が周遊できるよう観光施策を検討して欲しい
との事でした。
当局答弁は、
須津地区には本市を代表する観光スポットでもありますが、観光交流に従った中で施策は進めています。自転車については、観光ビューローで、3〜5月まで、岳南鉄道で折りたたみ自転車を貸出し、各地域を自転車で周遊する「岳チャリ」を進めてきましたが、思うような利用がありませんでした。現在も、「岳チャリ」は続けていますが、利用状況は、ほとんどない状態でもあります。今後、河川堤防を地域で整備しイベント等をして頂き、多くの人が集まる状況であるならば市としてサポートはしたいと思っています。
答弁を聞きまして、まあ〜私としては、想定通りの答弁であったと思います。
ただ、「岳チャリ」が今も継続しているという事については、5月までの実証実験として終了していたと思っていましたので、先日、岳鉄さんから聞くまでは知りませんでした。その時には、せっかく、日本初の試みとしての貸し出しの折りたたみ自転車が持込みできる鳴り物入りの実験であったのですが、利用することなく5月に終了と残念に思っていたのですが、まだ、継続していたとは・・・・と思いました。
議員の私でさえ、そんな状況であるのですから、一般の人はほとんど、「岳チャリ」を今も利用できることを知らないのでしょうか・・・・・
利用状況は少ない事については「岳チャリ」事業は岳南鉄道さんへ委託してみたいですが、せっかくの公共交通を使った事業なんですから、もっと利用促進を図る、PRは必要な事ではないのでしょうか、と強く感じています。
今度、時間をつくって私も家族で「岳チャリ」を利用してみようと思っています。
その上で、再度、東部地区の自転車利用は考えたいです。