連休中、様々なイベントに参加しながらも、2月議会が始まる前に視察や研修の報告書をまとめなければいけません。
先月、公共図書館のミライを考える上で、公共図書館の在り方を含め全国的に注目を集めるツタヤが運営して大幅な来館者数増に伴う経済効果をもたらしている佐賀県の武雄市図書館と隣接する自治体である市民ボランティアで成り立っている伊万里市民図書館を視察しました。
近年、地域の公共図書館の在り方が変わってきています。
住民ニーズの多様化など図書館を取り巻く環境が変化する中で開館日や時間、貸出方法など工夫を凝らすだけでなく、地域の文化や情報の拠点としての役割を担うなどまちづくりに繋がる取り組みも広がってきています。また、図書館をより広く「まちづくり」の一環と位置づけ中心市街地活性化や駅前再開発の中に取り組み、賑わい創出に期待する例もあります。
武雄図書館には新たに子ども図書館が建設されています。また、伊万里図書館には図書館条例が創られていました。2つの図書館は其々に参考になりましたが、公共図書館がどのようにすべきかと言う点では、それぞれの自治体によって考え方が違い、一概にどちらが良いと言う話ではないと感じます。
ただ、伊万里市民図書館では、視察者への対応として、館長自らが、伊万里焼のコーヒーカップでコーヒーをご馳走してくれてのおもてなしはちょっと感動してしまいました。
富士市の図書館もより良い図書館になる為の改善は求められ事でありますので、参考にすべきものは提案をしながらも、引き続き図書館のミライを考える視察は継続したいと思っています。
視察報告も、宿題と一緒で貯まってくるとちょっと大変です。
なるべく早くやっておけば良かったと思います。