突然死しない為の日常生活の予防策とは

この処何となく多く感じるニュースとして、何の前兆もなく働き盛りの人を襲う突然死。
先日もサンフラシスコ市長が心臓病で突然死した事が報道されました。
突然死の原因には、急性心筋梗塞、狭心症、不整脈、心筋疾患、弁膜症、心不全など心臓病によるものが6割以上と多く、ほかに脳血管障害、消化器疾患などがあります。いわゆる突然死とは、瞬間死あるいは急性症状の発現後24時間以内の死亡で、外因死を除いた自然死のことをいいますが、この大半が虚血性心疾患です。虚血とは臓器を栄養する血液が供給されなくなった状態をいいますが、急性心筋梗塞であります。急性心筋梗塞の前兆症状を以前、ブログで掲載しましたが、今回は予防について掲載します。

突然死をしない為の日常生活での予防策

  • 定期健康診断・人間ドッグは必ず受診すること。
  • 年に数回は血圧測定をすること(特に30歳以上の人)。
  • 塩分はできるだけ少なくする。肥満を防ぐ。
  • 何か症状が出たら医療機関に受診する。
  • 禁煙。
  • ストレスをさける(特に競争心が強い努力家、性急、短気な人)。
  • スポーツなどの趣味を適度に生活の中に取り入れ、睡眠を十分に取る。
  • だそうです。
    虚血性心疾患の三大危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症(総コレステロールや中性脂肪の高値)であり、これに喫煙、肥満、食事、運動不足、情動ストレスなどが加わるとされています。突然死した人の生前に自覚症状があった場合は、診断後の治療によって病変の進行はある程度食い止められたかもしれません。しかし、健診や人間ドックで潜在性心疾患を事前に発見できなかった場合は、その予防は不可能であるといわざるを得ません。
    ですから、発症前の治療が重要でありますので、定期健診、人間ドッグで潜在性心疾患が発見することが大事であります。
    あらためて、定期診断や人間ドッグは大切な事であると痛切に思います。
    私も突然死しない為にも日頃よりの予防策を守らなければ・・・