ラトビア人のカトリーナが我が家にやってきました。
ラトビアは旧ソ連で、現在はバルト海に面したバルト3国を要する共和国の一つです。
カトリーナはラトビアでスカウト活動をしており、8日まで日本ジャンボリーに参加していました。日本ジャンボリーでは、国の代表として皇太子さまと食事を共にしたそうです。
ジャンボリーに参加した後、2日間東京でスカウト研修をし、また富士市に戻ってきました。11日にラクロスで富士市の役員さんと出迎え、帰国する18日まで、我が家に滞在します。
ジャンボリーで日に焼けたと言っていますが、透き通るような白さです。私の下の娘と同級生の17歳で高校3年生かと思いきや、この9月から大学生になるとか、ちょっと日本より、進学年齢が早いようです。
カトリーナは大変優秀な子で、ラトビア語は勿論、英語、ロシア語が喋れます。食べ物は好き嫌いもアレルギーも無く、到着後「何が食べたいか?」と聞くと、ジャンボリーで朝から晩まで食パンを食べさせられたので、「白いパン以外なら何でも」と言う返答でした。
バーベキューやすき焼きは、滞在中の我が家の予定に入れてあるので、生魚を食べるのか気になり、「寿司は好きですか?」と聞くと「大好き」と言う事でしたので、早速、回転すしに行ってきました。
おもしろかったのは、私が芽ねぎのお寿司を食べようとすると、「日本ではグラス(芝)を食べるのか?」目を丸くして驚いていましたが、「ジャパニーズオニオン」(訳が分からない英語です)と説明すると自分も食べたいと注文していました。17歳で若いからかも知れませんが、好奇心旺盛で、何でも食べるものはトライすると言う感じです。
ただ、かわいそうな事は、楽しみにしていた12日からの富士登山が、天候不順の為に中止となり、我が家で過ごす事となってしまいました。
ですから、急遽、私も予定変更で、浴衣が着られる、日本の温泉に入りに行く事を提案すると、行きたかったと喜んでくれましたので、お盆に入る前ですが連れて行きました。
(大勢で入るお風呂を理解しているのか多少不安でしたが・・)
温泉も喜んでくれました。
我が家ではしばらく、ラトビアからのカトリーナに合わせた生活に変わっています。
(我が家に来て直ぐに仏前でお線香をあげてくれました)
でも、我が家にとっても彼女にとっても、異文化を知る機会でもあり、また、家族が増えた事は、楽しいです。