私には実の兄がいますが、それとは別に社会に出てから知り合った先輩に良い事も悪い事も仕事や家族の事も教えて頂いてくれた人生の兄として慕っている方々がいます。その先輩の1人が還暦を迎えお祝いの会を開催しましたので、幹事をやらしていただきました。
還暦祝いは昔は長寿のお祝いで、60歳と言えば随分年寄りであったような気がしましたが、現在の60歳を迎える多くの方はまだまだ若く、現役という言葉が失礼なほど輝いています。当然、先輩は、仕事も第一線で活躍しています。
その還暦を迎えた先輩に10年前、選挙に出る時に「私はできる」と言う文章を頂きました。
「私はできる」
負けそうだと思うとあなたは負ける。
もうダメかなと思うとそこからだめになる。
やれると思う心のどこかに、無理かもしれないと思う心があると
つぎからつぎに無理がでてくる。
失敗しそうだなと思うとあなたは失敗する。
成功している人は最後まで成功を信じてきた人が、
成功しているではないか。すべては人の心が決めるのだ。
もしあなたがそう願うなら、あなたはその通りの人になる。
さあ、出発だ。
強い人が勝つとは限らない。頭の良い人が勝つとは限らない。
私はできる。
そう思える人が、結局は勝つのだ。
今でもこの文章を机の上に張っています。私も先輩の還暦を祝いつつあらためて想い出した「私はできる」と言う文章。この文章に、議員に成ってからも、ものすごく励まされました。先輩に感謝しつつ幾つになっても「私はできる」を想い出し、還暦を過ぎた先輩に負けないよう頑張りたいです。