若い女性の流出は深刻な問題

CIMG98572月定例議会が始まりました。
今議会での質問の届け出は、2月23日正午となっています。
人口減少社会が深刻な問題である中で、今回の私が質問として取り上げようしている項目に関係する事として、静岡県の人口流出が止まらない記事を目にすることがありました。
総務省が公表した2016年の人口移動報告によると静岡県の転出超過は6390人を数え、全国で4番目に多く、特に若い女性の流出が顕著であるとしています。女性の転出超過分の内、中学、高校、大学等卒業者が含まれる15歳から24歳までが75,4%に昇り、進学や就職が移動の転機になる事は間違いない事はわかります。恐らくこの事は、富士市のおいても同様な事が言えるのではと思っています。実際私の娘も東京で就職しています。若い女性が流出する地域の未来は特に厳しいとされます。以前、有識者でつくる日本創生会議では、出産適齢期である20歳から39歳の女性の減少で2040年までには全国で半分の自治体は消滅すると発表して衝撃をうけました。
人口が減少していく要因としては、出生率の減少、死亡の増加、転出の増加の3つ独立的な要因だと捉えるならば、あらためて、人口を維持、増加させるには、富士市で若い女性を出て行かせないで、富士市で結婚をして、子供を産んで頂き、生活してもらう事を積極的に取り組まなければいけないと感じます。今回はそんなことを踏まえての質問をするつもりでいます。