東京の病院で、人間ドックというか、検査を終え、最終電車で帰って来ましたが、本日のブログに間に合うかギリギリの所で焦っています。
詳しい検査結果は、3週間後だそうですが、大まかな、検査内容は、帰る前に、担当のお医者さん別に説明を受け、総合説明を院長先生に受けました。異常は消化器系にポリーブが2つ見つかり、再診するかは、連絡をくれるそうです。多分、良性だとは思いますが、ちょっと心配しています。
検査に来ている人達が、院長先生を囲んで、医療についての話をする時間がありました。色々な事を話してくれたのですが、メモを取っていた訳ではないので、数字的な誤りがあるかも知れませんが、覚えている範囲で話したいと思います。
今、現在、後期高齢者制度の問題で、陰に隠れていますが、多くの医療問題がこの後、噴き出してくるそうです。まず、特定健康検査・特定保健指導制度が問題になると考えられます。男性の腹囲85センチは、体の体格により、190センチの人と150センチの人では、体格の問題で、比較にならないという事、検査に引っかかり、企業が健康組合に加入して、指導をする場合、仕事場からの命令になるのか、これを取り組んだ時に、企業が係わった場合、仕事時間以外の命令で従う必要性があるのかの問題、一時的にこれを導入することにより、返って、医療現場が忙しくなり対応ができない状況になるという問題、健康指導を受けた人が6か月も記録をつける事が出来るかという問題、改善されていく企業というのは、結局大企業にいる人に限られてしまう問題、個人に至っては、指導を受け、守れない場合の罰則に対する不満、沢山の問題がでてきて、多くの混乱が生じるのではないかと考えられるそうです。
この制度は、生活習慣病を防ぎ、医療費を抑える事を目的としていますが、直接的の大きな理由の1つとして、糖尿病に掛かり、透析を受けている人がいる為に、この制度は導入された経緯があります。透析を受けている人の医療費は、1人、年間900万円と高額である為、負担が大きすぎる為に、明らかに透析患者を減らす事により、医療費の抑制に繋がると考え、生活習慣病の予防という形で取り入れられたという事です。
将来的に透析患者が減らす事が目的のようですが、メタボの抑制の薬があれば、それで解決できると考えられます。海外においては、実用されていますが、日本ではまだ認可されていません。
4月より、医師の文書の電子化も始まり、すべての提出文書は電子化(デジタル化)しなければいけなくなったそうです。パソコンがいじれない人は、必然的に医師をやめなければいけない状況になったそうで、年配の医師は混乱し始めているそうです。また、医療報酬の改正により、苦情がでできてたり、目まぐるしい変化で、対応しきれない状態でもあるという話がありました。医療現場も大変のようです。他にも、医師不足についての話もありましたが、いろいろ話があったので、また後日にします。
1日検査漬けでいささか疲れています。内容等の補足は、明日以降に報告しますので、悪しからず。