日本一子供を産みたくなる町

先日、ある女性週刊誌に「静岡県長泉町は日本一子供が産みたくなる町!」と記事が載っていました。長泉町は全国の多くの場所での地価が下落している中でも上昇しており、人口も増加しています。

また、出生率1,84と県内1位であると言う状況を調査した結果、その週刊誌においての結論は「日本一子供を産みたくなる町だった。」としています。

その条件としては、施策としては中学生までの医療費無料、第3子以降の公立・私立の保育料と公立幼稚園無料(私立は一部有料)、認可外保育施設の利用料の一部助成等が挙げられ、医療機関の充実としても10万人に対しての医師の数も県内で1位と子供を育てる環境として整っている他、最寄りの新幹線三島には始発と終点があり、都内への交通の利便性がある事が、長泉に引っ越してまで、子供を産みやすいまちとして評価されていると言う事でした。
(県立がんセンターの存在は大きいとしています)

富士市でも「日本一子育てししやすく・・誰もが安心して子供を産み育てる事が出来る環境整備」を謳っています。

先日のラジオエフでの「ふじ・まちとーく」に出演した時にも「日本一子育てしやすいのか?」と聞かれたのですが、
「施政方針で言う日本一子育てしやすいまちとして、国が行うこども手当の対応は勿論の事ですが、安心してこどもを産み育てることができる環境づくりとしての子育て支援策として
・「ふじ子育てほっとステーション」の整備
・子供に対する医療費助成の拡大やインフルエンザの予防接種助成拡大・ヒブワクチン接種助成事業。また、子供が通う施設の支援拡充として、認可外保育施設に補助制度を創設・放課後児童クラブの運営支援等が主な施策です。」
と答えた後に「富士市はお母さんに優しいまちなんですね、でもそれが日本一なのでしょうか?」と言う問いかけに対して
「他の自治体に比べても、子育てしやすい環境整備は進みますが、しかしながら、日本一と謳う以上、行政が言うのでなく、市民や他から見て日本一と感じられるような更なる充実がされる事を求めなければいけない事だと思っています」
と答えたと思いますが、女性週刊誌を見ながら、改めて行政が言うのではなく、他の人達に評価され、初めて日本一と言う言葉を使うべきではないのかと言うのは感じました。