富士市においても静岡県「経営革新計画」の承認を受けた中小企業の新商品や新製品のPRの場としてまた、「経営革新」についての講演を行う経営フェスタが開催されたので勉強に行ってきました。
経営革新については、県の産業部商工業局経営支援室が取り組んでおり、中小企業新事業活動促進法に基づいた経営革新計画を承認し支援しています。
この中小企業新事業活動促進法とは、中小企業の創意ある成長発展が経済の活性化に果たす役割の重要性にかんがみ、創業及び新たに設立された企業の事業活動の支援並びに中小企業の経営革新及び異分野の中小企業の連携による新事業分野開拓の支援を行うとともに、地域におけるこれらの活動に資する事業環境を整備すること等により、中小企業の新たな事業活動の促進を図り、もって国民経済の健全な発展に資することを目的としています。それに基づき、中小企業の方々経営革新計画書を作成する事で経営理念の社員との共有化や経営目標が明確になる他、承認を受けると「保証・融資の優遇措置」や「設備投資減税」等の支援措置が用意されています。
急速な景気の後退により、県内の中小企業を取り巻く状況が極めて厳しい中、中小企業の強みである、創造性、柔軟性を発揮し、新たな事業活動に取り組むツールとして、経営革新を実践する事は重要な事であります。
県内の承認状況は平成21年1月現在で、累計1.642件で、制度発足以来、年々承認件数は増加しており、経営革新の意義が徐々に浸透してきている状態だそうです。
富士市においても、様々な業種の方が経営革新計画に取り組んでおり、パネラーとして参加していた、林製紙さん、ミズ・バラエティーさんを始め、私の後輩であるインドネシア料理を展開しているマリンスポーツ・オフィスの高木社長等がいます。
経営革新を取り組んでいく事は、経済の活性化や雇用の拡大の切り札として大いに期待されており、多くの中小企業の皆様が利用チャレンジする事が重要な事であると思っています。
経営革新フェスタは県内各地おいて開催されていたのですが、今回参加し、出展ブースの新商品・新製品を見たり、経営革新についてのゼミナールにおいて内容が分かり大変勉強にはなりました。
もう少し詳しい事や参加していた企業についてはおいおい掲載したいと思っています。