奨学生への精神的な支援は重要

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私は現在、高校へ通う奨学生の奨学金給付に際してのアドバイザーを務めています。奨学生へのアドバイザーとは奨学生に対して、学期ごとに学校へ出向いて、校長先生立会いの下で、お金の給付以外に、奨学生への精神的な支援としての面談を行っています。3学期の奨学金給付に富士市立高校へ行った際に、奨学生に関しての嬉しいニュースが2つありました。

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1つは、富士ニュースにも掲載されていましたが、2年生の遠藤さんが12月に栃木県宇都宮市で開かれた第34回全国高等学校弓道大会で技能優秀選手として表彰されたことです。この技能優秀選手は射形や立ち振る舞いなどが最も優れた選手に贈られる賞で県内初の栄誉でもあります。既にこの輝かしい栄誉については山田教育長にも報告に行っています。
2つ目は、今年卒業する3年生の斎藤君が、目標であった国立鳥取大学の農学部に合格した事であります。この鳥取大学の農学部は、砂丘の事を専門的に勉強できるのはここだけにある特殊の学部であり難関でもあります。かねてよりその学部への入学を目標に掲げ、勉強していましたが、夢が叶い見事、鳥取大学へ合格したことは、齋藤君の並々ならぬ努力は伺えます。彼が合格したことは市立高校としても素晴らしい実績でもあります。

齋藤校長から、2人の功績は多くの人達に支えられているからこそ実現できている事であるとの説明がありましたが、奨学生が部活動や進学に際して優秀な成績を納めてくれている事は、奨学金給付をするアドバイザーとしても嬉しい事でもあり誇りでもあると感じると共に、奨学生に対しての心の支援の重要性を再認識いたしました。今後も奨学生としての誇りを持ちながら、更なる活躍を期待せずにはいられません。
昨年の6月議会でも求めましたが、あらためて富士市育英奨学金制度でも、奨学生への心の支援として、アドバイザー制度を取り入れる必要性を強く感じました。