富士山フロント工業団地へ視察。

富士市への企業誘致を進める中での誘致先として、富士山フロント工業団地がありますが、現状は、17区画中13区画が販売済みであります。内訳としては市内7社、県内市外2社、県外3社であり、残り4区画も問い合わせ検討がなされている良い状況だそうです。その点を踏まえ既に稼働している企業もありますので、現況での視察に会派で行ってきました。

7月11日現在の状況として

稼働企業の視察先は
1、 ポラティク富士[株]・業種:木材加工
埼玉県越谷市の本社を持つ、日本一のプレカット工場です。今後2016年には生産能力を2,5倍にする工場を拡張予定です。
(工場内で集成材についての説明を受けました)

2、 [株]セキノ興産・業種:金属製品
富山県富山市を本社に持つ、金属製屋根壁の先駆者であり、鉄鋼2次商品販売では業界トップであり、静岡県では浜松に続いての進出です。また、太陽光発電システム・オール電化製品の販売も手掛けています。

3、 ひかり[株]・業種:食品製造業
沼寿市に本社を持つ、事業用給食を主に手掛けるお弁当製造工場。お昼にお弁当を食べながら、社長からレクチャーを受けました。

4、 富士木材[株]・業種:紙加工
本社の紙器工場を、移転し木材,紙器の包装資材と倉庫、梱包部門が新東名に向かって一直線で繋がり商圏拡大を効率よくカバーしています、
(木材加工やハウスメーカーのイメージが強かったのですが紙器の会社でもあります)

稼働企業を視察させて頂き、進出企業の生の声が聞けて勉強になりました。

富士山フロント工業団地は、北に富士山を仰ぎ、南に駿河湾を臨み、景観に恵まれ、東名まで10分、新東名まで5分、田子の浦港まで20分と交通アクセス抜群の場所に位置しています。
(どの区画からも富士山がきれいに見えます)

すべての区画が埋まった時の新規の雇用人数は365名と試算されており、経済効果としては27年度以降から効果が表れるとしていますので、富士市の新たな雇用確保先と税収貢献が期待できる工業団地であります。今後もできれば他の企業も視察したい事です。
地域の企業が元気である事が、富士市の元気に繋がると思っています。
残りの区画も早く埋まる事を望みます。。