松本市へ生きる力を視察

一般質問を2項目予定しています。
その1項目として、以前より取り組んでいるキャリア教育の推進についてですが、富士市の課題としての、設置が望まれているキャリア教育推進会議が存在しています。長野県の松本市で協議会がどのような形で設置され運営されているか、事務局を担当している教育委員会生涯学習課に視察に行ってきました。(朝6時出発です眠いです)

長野県松本市では、平成19年に、児童・生徒が「生きる力」、将来社会の中で自立できる能力、態度を育てるキャリア教育を組織的、系統的に推進するために、キャリア教育推進会議が設置されています。

生涯学習課勤労青少年ホーム久保田所長と中山主査が説明をしてくれました。
事業推進体系としては、
学校、企業、行政、家庭、地域によって、児童、生徒の「自立・社会参画」ができるようなプログラムがあります。
目標の共有として
地域が一体となって、地域全体で子供を育てます。
社会での実践や意思決定の様々な場や機会を積極的に提供していきます。
と謳われており、子ども達の「生きる力」を支援していくのがキャリア教育推進会議でもありました。

協議会では多くのプログラムが紹介されており、その一つとして、学校で社会的課題解決プログラム「キッズアントレ」は、人が生きていく上で、重要となる「福祉」「くらし」「働く」「遊び・学び」などのテーマを取り上げそれらのテーマについて考えていくと面白いものでした。
協議会の設立に関しては、平成19年当時、キャリア教育自体が浸透していない中で、教育委員会のトップ(教育長)の英断の下で進められたものであるという話を聞きました。また、松本市のキャリア教育にもまだまだ課題もありますが課題解決の為にも協議会は必要であるとしていました。
以前にキャリア教育について瀬戸市へ視察に行きましたが、瀬戸市と違い、教育委員会が進めるキャリア教育についての話は違う意味で大変良い勉強になりました。

松本市役所の前に、松本城がありましたが、やはりお城のある街は、風情があります。また、中山さんの紹介で市役所近くのお勧めのおそばやさん「こばやし」でおそばを食してきました。
おいしかったです。
(今回の視察に関しては、個人的な視察でもありますので、悪しからず)