須津川渓谷の利用の仕方

私の住む須津地域の誇れる場所の一つとして、大棚の滝がある、須津川渓谷があります。須津川渓谷は愛鷹山系随一の美しい渓谷で、春は若芽、夏は小鳥のさえづりと清流には涼しさを、秋には紅葉、四季折々の風景を楽しませてくれる場所でもあります。

(偶然にもシカが4匹見れました)

また、運が良ければ、渓谷に住む、猿やシカに遭遇することができます。往復12キロ歩いて観光するには素晴らしい場所であると思っています。
現在、須津川渓谷周辺整備としてキャンプ場、炊飯棟、つり橋、遊歩道の整備もされており、市内はもとより遠く県外からも訪れる場所となっていますが、その須津川渓谷の観光を考えた中で一つの課題として、登山者やハイカーとは別に河原でバーベキューをやる方が多くいる事です。

特に今回のGWやお盆等の連休になると、ものすごい賑わいでもあります。バーベキュー事態は良い事であると思いますが、マナーには多少問題があるように感じます。と言うのも、ハイカーや登山者の為に設置されているトイレの周辺は格好のバーベキュー場所となって、いますが、トイレ駐車場はもとより、トイレ周辺にはバーベキューをやりに来た人たちの車が路上に連なっており、トイレや休憩で利用したい人たちには妨げとなっています。(本来バーベキューをやる為に作られたトイレではなく、河原はバーベキューサイトでもありません)

また、それ以外にもいたるところで路上駐車がされており、ハイカーにとっても景観的にはあまり好ましい状況になっていない感もあります。それと同時に、地域で毎年、須津川渓谷へ、下草刈りやクリーン作戦にいくと河原でのバーベキューの後始末の悪さも目立ちます。
今後の須津川渓谷の利用の仕方は、東部地域の観光施策を進める上で考えなければいけない事だと思っています。