9月になって、まだまだ暑い日が続きますが、入学式、卒業式と言えば、桜を思い出すシーズンに開催されると勝手に思っていました。でも、考えてみれば欧米では、9月から学校がスタートします。
市役所では、一般会計の決算委員会が開催されていますが、私は、企業会計の委員ですので出番は17日からでしたので、傍聴をする前に、高山理容美容総合専門学校の通信課程の入学式及び卒業式に参加してきました。
全日制は、2年間で4月に入学式、3月に卒業式という通常のパターンで行われていますが、通信課程に関しては、9月からのスタートとし、組合と学校が連携した中で、働きながら、3年間、現場の技術と資格の取得をする勉強をするそうです。
毎年、来賓で招待されていましたが、この時期、議会と重なり出席した事はありませんでした。今回、日程が合い出席ができましたが初めての出席でしたので、どの様な方が来賓で、また私は挨拶があるのかどうかも聞かされていなく勝手がわからなく不安もありました。
待合室で校長を始め協会の役員さんと同席したのですが、美容理容についての話があるのかと思いきや選挙の話から始まり、議員についてと色々と指摘をされました。富士宮の役員さんから、
「私のお客さんでこの前、わざわざ富士市役所へ印鑑証明を取りに行った時、駐車場が混雑していて、車を止めようとしたら、議員駐車場だからと言って止めさせてくれなかったって怒っていたわよ。なんで税金払っている方に車を止めさせないの。そういうのおかしくありません」
「議員の人って、年間何日、仕事をしてるんですか。議員の数減らさないとだめじゃない」
と言うような話でした。一つ一つ自分なりに説明はさせて頂きました。
入学式が終わり、一旦待合室に戻り、卒業式までの時間、何かご指摘があるのかなと思っていましたら、静岡の役員さんが、今川義元そして徳川家康の歴史の話から始まり、桜を始めとする広葉樹の植林活動やゴミの事等環境についてまで、待合室で熱弁がありました。歴史や環境に随分詳しい方だなと感心してしまいましたが、静岡で協会の役員として尽力をしながら、市民運動として「賤機山に花の咲く木を育てる会」の会長さんとしても活動をしている海野康彦さんでした。道理でと思いながら、有意義な話し合いをさせて貰ったのですが、入学式や卒業式よりも待合室での話の方が盛り上がり、勉強をさせて貰いました。帰りがけには、意見を言ってくれた、富士宮の役員さんにも
「富士宮で議員さんやってもらいたいわ」
と激励されました。
待合室でいい出会いの合った、高山理容美容総合専門学校の入学式・卒業式でもありました。
入学式・卒業式なのに式典よりも待合室での印象が強かったのですが、改めて、無事、入学、卒業なされた皆様、本当におめでとうございます。自分の夢の実現に向かって頑張ってください。