毎年4月29日は、富士山麓ブナ林創造事業が開催されますが、議員になってからいつも悩む事があります。それは、娘の学校の父の日参観が同じ日に当っているからです。特に今年は、娘が卒業の年でもある事と学校で行われる講演会が聞いてみたい内容でもあり、どちらに出席しようか悩みました。
市の事業も大切だけど、父親の責任として娘の事もやってやらねば可哀そうだと感じながらも、議員としての立場を考え悩んだ結果、最終的には、娘の事より、市の事業参加を選択しました。
娘には誠に申し訳ないと思いながら、ブナ林創造事業のバス発着場所の子供の国へ出かけて行ったのですが、朝から、天候があまり良くありませんでした。
雨は降っていないものの霧が出ており、バスに乗り込み現地まで行く間に雨がひどく降り始めてきました。私は、天候は何とか大丈夫と聞いていた為に、雨具の用意をしていない事が、外の激しく降り始めた雨の状況を見ながら急に不安になりました。現地へ着くと雨足が強くなり、皆が合羽を着てバスから降りはじめたのですが、嵐のような雨の中を雨具が無い状態で2キロ先の現場へ行くのはさすがに無謀であると判断し、一度バスの発着場所へ戻り、雨具を車に取りに行こうとそのままUターンをしました。また、私と同じような判断をした人達や小さな子供を連れた家族の人も出来ないと思ったのかバスを降りないで戻る人もいました。子供の国へ戻ると現地にいる同僚議員から中止の連絡が入り、正直ホッとしました。と同時にこれはキット神様が気になっていた娘の事をやるようにと思し召しをして頂けたと勝手に思い、子供の国から直接、娘の学校へ行かせて貰いました。
実際、雨具は用意して行きませんでしたが、途中で帰る事が出来たら少しでも娘の学校へ行こうと着替えも用意してあったので、車の中で作業着から、背広に着替え、聞きたかった講演会にも何とか間に合いました。(講演会の内容は後日掲載します)
ブナ林創造事業が中止になり、諦めていた娘の学校へ行く事ができ良かったと素直に喜んでいたのですが、ふと冷静になり思ったのですが、中止になった17回目の事業は一体どのようになっているのか気に成り始めました。
(受付で頂いたスラッジ)
用意された植栽は、後日、日を変えてやるのでしょうか?
また動員がかけられるのでしょうか?
明日以降市役所で確認しようと思っています。