F1と敬老会

須津地区では、体育祭においても、敬老会でも一部で話題になっていた事があります。それは幻に終わったのですが、フィルムコミシッションさんの誘致で日本法人レッドブルジャパンによるF1マシーンと新幹線の共演が、東部土地改良区にある東部浄化センターの前で撮影される話しがありました。もうやらない事が決定している事なので、喋ってもいい事かなと思いまして・・・・

予定でいくと21日撮影と言う事で話しは進んでいましたが、結局警察の許可等の問題もあり、撮影の話は幻となりました。私も地元市会議員と言う事で、企画書まで頂き、撮影をする場合は、地域への説明会を開催した時に理解を得るよう会合に出席をするよう頼まれていましたが、それも結局ありませんでした。もし、撮影されていたら、ちょうど撮影日が21日で、須津地区の敬老会にあたり、東部プラザは絶好の観覧所となった事は間違いありません。私も密かに楽しみにしていました。幻となり少し残念に思っています。

敬老会の会場でも生涯学習の会長さんは車関係の仕事をしているので、「今日だったよね、撮影すれば面白かったのに。中止でしょ。残念だな」と話しかけられましたが、撮影についての話は広がっていたようです。しかしながら、予定されていたF1ドライバーのクルサードーが来ると言っても敬老会の対象者である年配の方々にとっては分からないかもしれませんが・・・
F1撮影はありませんでしたが、須津地区の敬老会は多くの参加者のもと盛大に開催されました。富士市においては75歳以上の対象者は25084人と昨年より3000人近く増えてはいますが、それは富士川と合併した事による増加が大きな理由でもあります。敬老会は地域で高齢者を敬愛し長寿を祝う事が、地域で支え合い生活していく事にもなる恒例事業です。須津地区でも1100人の対象者があり年々増加傾向でもあります。
しかしながら、敬老会事業においては、事業のマンネリ化や会場の持ち方、運営方法、又祝い金の支給について市民の声として敬老会の在り方は検討が求められている実態もあります。高齢化が進む中では、対象人数が今後増え続けている実態は、経費や会場の問題など関連する様々な課題もあり、敬老会の在り方は更に検討されるべき事業でもあるのかもしれません。

幻のF1マシーンが走らなかった東部プラザの前の田んぼの稲刈りを眺めながら、今後の敬老会はどの様にしていくのがいいのか、ちょっと考えてしまいました。