「防災の日」

 

 9月1日は防災の日としています。県内各地域においても東海地震を想定した訓練が行われていましたが、私の住む地域においても、朝から区民が集まり、防災訓練を行いました。

防災の日とは、毎年、新学期だからやるものだと思っていたのですが、実は、大正12年9月1日に、十数万人の死傷者を出した関東大震災があった事と、台風が襲ってくると昔から言い伝えられている210日にちなんで、昭和35年に設定されました。現在、各地域の行政を中心に防災に対する人々の意識高揚を図られています。静岡県では、今年は特に8月11日に駿河湾沖地震が発生し、富士市のおいては(震度4)大きな被害はありませんでしたが、地震に対しての危機感をつのらせました。必ずしや起こりうる東海地震は、いつ来るか分かりませんが、相当な被害が予想される中では、災害時に対しての地域での取り組みは、被害を抑える事と復旧作業の際には重要なことである事は言うまでもありません。

防火水槽からの放水、消防ポンプ、消火栓のチェック、消火器での消火活動、炊き出し等が行われ 小中学生も参加しての訓練でしたが、誰でもができるようにする事と日頃よりのチェックがされていないと、消防ポンプ等はいざという時、動かない可能性があります。

防災の日に、改めて危機感の意識高揚がなされると共に地域力の向上を進めていく上では必要な取り組みである事を実感いたしました。

帰るときには非常食であるアルファ米のおにぎりを食べましたが、おいしいものを食べ慣れているせいか、微妙な味でした。(でも、非常時にはぜいたくは言えません)