30日の総選挙の結果、自民党は過去最低の223議席を下回る歴史的惨敗を味わいました。与野党の新議席は、与党140(自民119、公明21)野党(民主308、その他32)となり、政権交代が実現し、自民党は1955年結党以来、初めての第1党の座から転落しました。
全国的の流れの中では、県内すべての選挙区で自民党は大敗する結果でもあり、政治の転換が形として現れました。県内の逆風の強さは、比例票でも如実に表れ前回より、24万5千票余り上回る93万3579票となり大きなうねりを感じずにはいられません。
各地においても大物議員が落選する結果が報道されていましたが、富士市を含む第5選挙区から出馬した元防衛庁長官斉藤としつぐ氏は、31日正午、7期23年の政治活動を引退する事を発表しました。富士市においてもある意味歴史的な事柄なのかもしれません。多くの自民党議員の方々は、高い志しを持ち、情熱と信念の基に活動を続けてきたとは思いますが、組織の肥大化に伴い、また、時代の流れ、環境の変化、国民の声の多様化に対応できなかったのかもしれません。サルは木から落ちてもサルだけど、政治家は落選したらただの人と言われますが、しかしながら、政治家としての今までの功績は評価しなくてはならないと私は思っています。(たとえ、今の現状は悪くても、今までの発展は否定できません)
新たなる政権になり、絶対権力を持つ与党となった民主党はこれからが国民に問われる事になります。
私は、地方議員の一員として、これからの日本の政治の動きをしっかりと見つめます。と同時に、自分の信念にブレることなく地域においての活動を続けていくつもりです。
9月になっていないのに、小、中学校は8月31日から新学期が始まっています。いつもなら夏休み最後の日で、宿題に追われる日だと思っていましたが、2学期制になり、新学期が始まる日も昔と違ってきていました。時代は変わってきている事はこんなところでもあるのですね。
先週の水曜日に岩船地蔵祭りがあり、今年最後の夏祭りを楽しみました。太鼓の演奏、火の踊り、花火と掲載したかったのですが忙しくて忘れていましたので、8月最後の日という事で、行く夏を惜しむのではないのですが、掲載いたします。
ちなみに今年の夏のキーワードは「ショック」だそうです。