「匠人」(たくみびと)

 

 富士市では全国的にも通用する卓越した技術・技能者を”富士マイスター「匠人」”として認定する富士マイスター制度があります。

 これにより、「ものづくり」及び、技術・技能職に対する社会的認識を高め、その技術・技能の保存、伝承並びに後継者の指導、育成を図ることを目的としています。
ふじマイスター「匠人」とは熟練した技術技能と優れた人格を持ち、職人の養成にも責任をもつ各職種での名人です。
 
 第30回の技能フェスティバルにおいて、開会に先立ち、平成20年度認定のふじマイスターとして、日本古来の伝統技術を取得している造園工である、鈴木泉(すずきいずみ)さんが認定されたことが発表されました。
 これで、平成17年よりのふじマイスターの認定者は、5名となりましたが、職人の技と技術と情熱の証として認定される名誉ある称号ですのと同時に、伝承活動を続けなければなりません。次代ヘ伝承するためには、お体に気をつけ、多くの方の鑑となり、さらに頑張っていただけると思っています。 
 
 ちなみに、平成17年度の建具・家具認定ふじマイスターの小林賢治郎さんは、小林木工の社長を務めています。私も息子さんもよく知っておりますが、小林さんは木に対しての卓越した技術と知識をもち、後進の指導に力を入れてくれます。
 会場でお会いしましたので、せっかくの機会と思い、記念に1枚写真を撮らせていただきました。

 技能フェスティバルの会場において、知り合いの方もおりましたが、中川衣料の社長も作業服や安全靴のブースを開き、来場している人に販売していましたが、結構仕事熱心です。匠人を手助けするために頑張っていました。