富士市議会議員有志でつくる地域医療研究会において「富士市の救急医療を守り抜く条例(案)」を議長に提出しました。

この条例については私もそれなりの思いがあります。かつて養母が脳出血で突然倒れ、病院での受入れができず最終的には亡くなりました。いわゆる救急搬送困難事案であります。富士医療圏域では630問題(6回の病院照会、30分以上の受け入れ先が決まらない)状況がありました。その時の思いもあり議会でも630問題での救急医療の充実について取り上げてきた経緯もあります。
助かる命を助けるためにも、救急医療搬送困難事案の改善を進める上でも私も条例プロジェクトチームの副リーダーとして携さわせて頂きました。条令案を策定するまでには、勉強会、先進事例視察、関係各課、関係団体等との打合せも含め議員有志で必死で取組んできた、地域が一丸となって地域医療を守り抜くための条例であります。
今後、議会で議員発議での条例について審議され、来年の4月施行を目指します。
あらためて新病院建設も含め、誰もが安心して医療を受けられる地域へ進むことを強く望みます。