政権交代した中では、国民の為の、市民の為の政治を進めて頂く事を強く希望する1人として、18日より始まった通常国会において提出されると思われる永住外国人に対しての地方参政権を付与する法案に関しては、少なくとも簡単に通してはいけない事であると思っています。
私は、外国人参政権について勉強も兼ねて25日に同僚議員であるO議員と一緒に東京憲政記念館で行われた憲法違反の疑いのある「外国人地方参政権付与法案に反対する全国地方自治体首長・議員集会及び国民集会」に参加してきました。
集会に関しては、会場では座りきれない状態であり、主催者代表として平沼衆議院議員他、自民党、改革クラブ代表者、提言者として、評論家の石 平氏・金美齢氏、大学教授の呉善花氏・百池章氏、この事について意見をし、民主党を除名された議員の土屋東京都議会議員が外国人参政権に対し、強く反対を訴え、集会はものすごい熱気に包まれました。
テレビでお馴染みの金美齢氏は、昨年帰化していますが、外国人の立場として反対を唱えており、ある特定の地域で外国人がキャステイングボードを握ってしまう危険性がある事を指摘した上で、もし外国人が本当に参政権を欲しいのなら、永住権ではなく、日本に帰化し、日本国籍を取った上で参加しなければいけないとしていました。
外国人参政権に関しては、民主党のマニュフェストには掲げていた事でもなく、総選挙において国民が望んでいた事でもありません。其々の立場から考え方は違うと思いますが、参政権や投票権があるのは、日本国民だけであると謳っている憲法の在り方に照らしても問題のある事柄でもあり、決して、「国際化」や「共生」と言う言葉で通してはいけない事柄でもあると思います。この通常国会に出される事は、小沢幹事長が本当に有能な政治家であるが上に、政府提出法案として通そうとする背景には参政権に積極的な公明党と慎重な自民党の分断を図ると共に連立政権内での民主党以外の党の突出をけん制する為の参院選の戦略の1つであると思えてしまいます。
政権交代して透明性や説明責任を期待している中では、国民が市民がしっかりと理解していない中で法案を通そうとするのは、自民党をあれだけ批判してきた政党が進めるべき事で無いと思っています。
集会に参加して感じた事は、この法案に関しての慎重な姿勢は地方議会においても更に動きは加速して行くと思っています。