8月15日に戦没者慰霊祭が市で執り行われましたが、それとは別に、須津地区の英霊慰霊祭が、神谷の軍人墓地において秋分の日に、開催されました。
戦後62年経ちましたが、家族の為、郷土の為、日本の為に散っていった須津地域の224柱が祭られている場所で、戦争を2度と起こさない為にも、須津地区の遺族ら関係者が集まって、町内会長会が主体となり毎年とりおこなわれています。
この開催場所である軍人墓地に、隣接する神谷公園の管理は、現在、町内会ではなく市で管理する公園です。定期的には、草取りなどの清掃が入っていますが、この季節は、草が生えるのが早く、気がつくと、雑草が生え荒れてしまう状況があります。毎年、秋分の日に慰霊祭がこの、公園を通り、遺族の方が集まり、追悼をするのですが、遺族会の方から、戦争で亡くなっていった人が祭られている所が荒れているのは見るに忍びないというご指摘があり、市で慰霊祭の始まるまでにきれいにしていただきました。
(雑草が生えている状況)
(きれいになった公園)
戦後62年経った中では、遺族の方も高齢化しており、今後慰霊祭を執り行っていくには、難しくなっていく状況が考えれています。
当面はこの形で進めていくのでしょうが、将来的には、市へ移管して忠霊廟のような形で管理してもらいたいという意見も遺族会の方から頂きました。難しい問題です。