須津地区生涯学習推進会の廃止は新たな「いただきへの はじまり」のスタート

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私の住む須津地区は大棚の滝を有する須津川渓谷や田園風景が広がる浮島沼もある自然や国指定の浅間古墳等歴史にも恵まれた地域でありますが、地域にあったまちづくり活動が活発に進められてきています。その活動の中心的な役割を担っていた昭和43年以来長きに渡り活動してきた須津地区生涯学習推進会の最後の総会が開催されました。須津地区生涯学習推進会の総務部、文化部、青少年育成部、体育保健部、安全部の5つの部で様々な事業を行ってきたことを、今後は、平成26年度よりまちづくり推進会議が発展的移行してきた須津まちづくり協議会で生涯学習推進会を廃止して組織を一本化した中で引き続き行われます。ですから、本年度の事業計画は、今後行われるまちづくり協議会での総会での承認となりますので、平成29年度の須津地区生涯学習推進会の議案は事業報告及び収支決算報告並びに監査報告だけであり、なんとなく、寂しい感じもありました。地域においても少子化が本格的に進み、財政上も厳しくなっていく環境変化の中では、やはり生涯学習会が無くなる事は寂しい限りでありますが、今まで培われた精神も含め、足腰の強い組織として一丸となりまちづくり協議会でしっかりと取組んでいかれることであると思っています。
富士市も昨年50周年を迎え、本年度より新たなスタートをきりました。また、ブランドメッセージとして「いただきへの、はじまり富士市」も発信されています。特に、メッセージソングを歌っている結花乃さんは須津地区出身の歌手であります。地区での生涯学習推進会の廃止はこの地域においても、新たな「いただきへの はじまり」のまちづくりが始まるスタートであると捉えています。
いままで須津地区生涯学習推進会に携わってきた役員の皆様には改めて御礼を申し上げるとともに、新たな組織での力を貸していたたくことを心からお願いしたい事であります。