富士市東部は水害常襲地と知られていますが、その東部地域の富士市水防団の須津水防分団と浮島水防分団が市水防管理者である富士市長から感謝状授与が両分団長に行われました。今回の感謝状授与は、市長から水害の危険性の高い東部地域の水防リーダーとして豪雨時には昼夜を問わず河川の巡視や水害対応に減災活動に大きく貢献している事に対してである事の説明がありました。
16日に富士市にも洪水警報が発令されましたが、東部地域に大きな被害が出なかったのは幸いでした。その際にも、須津水防団が出動しています。須津水防団に関しては今年になって今回を含め既に出動回数も5回。6月2日に甚大な浸水被害が発生しています。今後も異常気象での台風の大型化、ゲリラ豪雨、線状降水帯等々いつ水害が起こるかわからない状況があります。多発する水害時において、ソフト対策として水防団の活動はますます重要となっています。豪雨時が増加する中では、活躍と言う言葉は決して嬉しい話ではありませんが、水防団は頼りになる組織であり今回の表彰で更なる防災意識向上に繋がると思っています。
あらためて今回の感謝状授与は地域としてもありがたい事であります。地元議員として須津、浮島水防団の活動に敬意と感謝を申し上げます。引き続き、豪雨時での対応を水防団、消防団、私設消防、地域の自主防災等が連携して地域を守る活動に尽力することをお願いいたします。ただ、出来る事なら、警報も出ずに活躍が少ない事は祈りたいことであります。