病院で知った、ゲーテが政治家である事。

議会中ではあるものの、学生時代の友人の奥様が入院していると聞いていた事と、娘の就職についてのどうなっているのか気になり、急遽東京に行ってきました。

新宿のJR東京総合病院(旧東京鉄道病院)へお見舞いに出かけたのですが、駅からのアクセスの良さは勿論、この病院のすごいところは医師の殆どが東大医学部卒業であり、かなり広範囲で専門医との繋がりがあります。優秀な医師の多さは全国的に有名でもあります。また、病院の中に様々なものが展示されています。入り口にも何気においてあるスタインウェイン製のピアノや絵画。

トイレの入り口には何とゲーテの言葉。
ちょっと為になる言葉ですので

「ひとびとの善良な心のなかに天性の崇高な感情が秘められている。それは自分だけが幸福である事を許さない。自分の幸福を他のひとびとの幸福に求めてやまないのである。ゲーテ」 説明にはゲーテはダンテやシェークスピアと並ぶドイツの偉大な、詩人、作家、また、熱心な自然科学者で医学とも関係が深く、その上、政治家でもあった。とされています。 ゲーテが書いた「若きウエテェルの悩み」はナポレオンも愛読していたほどの有名な小説ですが、ゲーテは世界的な詩人で小説家及び劇作家である事は知っていたものの、政治家でもあったのは知りませんでした。
ここに書かれたゲーテの言葉の含むところは、広く深く、幸福が3回書かれていますが、3度目の幸福にはドイツ語が意味する福祉の繁栄であり、医療に従事する人々のみならずすべての人々の心にいつまでも刻みこんで、今の世に生きる「よすが」(身や心を寄せて頼りとするところ)として欲しいと言う願いが込められているそうです。
政治として福祉医療の充実はいつの時代に求めまれている事である事をゲーテの言葉から学ぶことができました。
 
ちょっと都会の病院は違うなと思いながらも、ゲーテの言葉を胸に、富士市の医療の充実は取組みたいです。