山形に行った時に、視察ではありませんが、蔵王連峰の観光のハイライトでもある蔵王の御釜に行きましたのでその感想を。御釜は、蔵王連峰のもっとも高い所にあり蔵王エコーラインを利用しましたが、この時期でも雪の壁を通り抜けて行くのは驚きです。
また、「オーロラ」のような現象に出迎えてくれたのはちょっとびっくりと言うかラッキーでもありました。
蔵王の御釜のある場所は、標高1758メートル。
山頂付近ではスキーやスノボードを楽しんでいる人もいました。
私は、てっきり蔵王と言えば樹氷で、イメージ的に山形県であると思っていましたが、蔵王連峰は山形と宮城にまたがっており、御釜自体は宮城県にありました。御釜とは、火口湖のことで、御釜は太陽光線の当たり方でさまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。とても神秘的な湖です。
湖水は強酸性のため生物は生息できません。水温は表面から10数mの深度で摂氏2℃まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で世界でも例がない湖だそうです。その御釜を見た後、山頂にある刈田嶺神社でお参りをしてきました。(ご利益があるような気がしています)
天候に恵まれた中で、自然の神秘をしっかりと堪能できましたが、高地でありながらも観光客が軽装や年配者も多いのは、車やバスで手軽に観光ができるからであると感じます。やっぱり観光場所への交通のインフラ整備は重要な事であると思います。きっとこれからのシーズン多くの観光客でにぎわうのでしょう
場所は違えども観光資源の活用がどのようにされているのか大変勉強になりました。
一度は行って見る価値があります。