「見ざる、言わざる、聞かざる」は必要な教え。

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先日、日光東照宮に行った際に、「見ざる、言わざる、聞かざる」の3猿や左甚五郎の眠り猫等々の有名な彫刻を見てきました。中でも「見ざる、言わざる、聞かざる」の3猿を特にじっくりと鑑賞してきました。

と言うのも、3猿には様々な解釈がありますが、その一つの戒めとしての意味では「人は自分にとって都合の悪い事柄や、相手の欠点を見たり、聞いたり、言ったりしてしまいますが、それは しないほうがよい」口の軽い人、欠点を見逃さない人、うわさ話を聞きたがる人、それらの人はあまり良い評判を得られません。 この言葉は、そういったことをしないことで、自分が悪い人にならないように注意すべきだと教えてくれるとの解釈があります。
その意味からすれば公人だからこそ、時には「見ざる、聞かざる、言わざる」も人間関係を円滑に進める為にも必要であると感じます。
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この歳になってですが、あらためて気をつけたい事であると思っています。