通学路の交通安全の確保について

いよいよ、6月議会の一般質問が始まりました。
質問1日目で、特に興味深い質問として、私の質問に関連してくる会派の先輩議員が取り上げた「通学路の交通安全の確保について」がありました。

これは、今年4月以降、登下校中の児童や保護者の列に自動車が突っ込み、死傷者が発生する痛ましい事故が全国で相次いでいることを受け、文部科学省と国土交通省、警察庁の3省庁が連携して対応策を検討し、「通学路における緊急合同点検等実施要領」を作成されました。今年8月末までに、この実施要領に沿って、関係機関が連携して通学路の安全対策を講じるよう、教育委員会を通じて全国の小学校に要請していますので、富士市の状況について問い質していました。
私の質問事項では「愛鷹2期農道整備事業の供用が近づく中での安全対策について」ですが、新たな道路が供用開始されることにより、今でさえ危険とされる地域の小、中学校の通学路において、交通量の増加により更に危険が増します。都市計画道路でもある通学路への対策はどのようにすべきかが問題でもあります。
教育長の答弁では、通学路の交通安全の確保の徹底については、ソフト、ハード面を含め、短期的にできる事、長、中期的に取り組む事を、学校、PTA、地域、道路管理者、警察、ふれあい協力員を交え「命を大事にする事を基本に、学校の通学路の安全に全力を尽くす」としています。私も、議会の帰りに地域の小学校により校長先生と話をしてきました。子供たちの恒久的な安全策としての道路整備に関しては、ぜひとも県であろうと市であろうと進めてほしい事柄であるとの要望も受けています。
ですから、今回の「通学路の交通安全の確保について」の議会での質問は、私の一般質問でも活かしたいと思っています。
勉強になりました。