「須津川渓谷は有力な観光資源」

地域の人に、
「荻田君、新聞に須津川渓谷について掲載されていたけど、地元の議員以外の人が取り上げているじゃないか、地元議員としてどう思うんだ」
と言われてしまいました。
誤解の無いように説明もしましたが、私は須津川渓谷については地元議員としてだけではなく、須津地区に住む市民としても、大切な場所であると思っています。

その上で、須津川渓谷は地域の、富士市の大切な財産として保全をしながらも、主要観光施設としての有効利用は必要な事であると思っていますし、昨年、地震、豪雨、台風による影響で、がけ崩れを起こしている状況に対しても、現状確認や当局への危険箇所の対応を求めています。(その都度現場も確認もしています)また、現在、建設水道委員会、須津山財産特別委員会に所属しており、委員会内に置いても、須津川渓谷についての現状や対応については取り上げています。すでに、2月補正予算において中里大棚線のがけ崩れ場所の一部改良工事も予算付けされ、夏休み前までの工事を約束してくれています。また、地域においてもまちづくり推進会会議から、危険箇所の調査をした上で、危険場所をしっかり開示した上での利用の要望はしてあります。
今回の新聞掲載されている事については、所属会派の議員に事前に相談を受けた中で、地元の意見としてではなく、地域以外の人が富士市の財産として富士市の観光として取り上げてくれる事に関しては必要な事であるとお願いはした経緯もあります。(現状を広く知って頂くには良いことであります)私は、須津川渓谷は市内外の多くの人が利用する富士市の財産であると思っていますので、多額の費用が掛かる事についての取り組みに対しては地域の要望だけではなく、富士市としての適切な管理はすべき事であると思っていましたので、市長が公の場所で「富士市の有力な観光資源の1つ」と見解を示してくれたことは、地域課題だけではなく、市として取組む優先順位は上がったと思っています。私は今後、しっかりとした安全対策を考えた上で、問題となっている岳南鉄道やその他の公共交通を利用し、歩いて利用する観光場所としての位置づけを確立していく観光施策(グリーンツーリズム)を、提案したい事でもあります。
いずれにしても、私は、誰が言おうと、どういう形であろうと、地域の為、富士市の為になる事は市民にとって必要な事であると思っていますし、多くの人が声を出してくれることはより前へ進むことになると思っています。
新聞に載らないからと言って地元議員としての対応は怠っていない事はご理解をお願いします。