66回目の終戦記念日

終戦記念日を通じて、戦争という事をこれからも風化させることなく、次世代へ引き継ぎ語り継いでいく事が大切な事であると感じています。
今年も終戦66年の15日に、富士市のロゼシアター中ホールで「平成23年度富士市戦没者追悼式」が開催されました。

私自身、戦争を知らない世代ではありますが、戦争と言う悲劇を繰り返してはいけない、今ある平和を恒久的に続けなればいけない、と言う思いの基、毎年同じような内容の繰り返しとしても掲載し続けなければならない重要な事であると思っています。
富士市での太平洋戦争までの英霊は、3697柱、遺族世帯数は1661世帯。
追悼式は、政府主催の全国戦没者追悼式の実況放送を聴取した後、厳かに式典は進行していきました。全国でも戦没者310万人の英霊に追悼が行われましたが、本年に関しては、東日本大震災の被災地からの遺族も多く参加していると聞いています。今も、遺体捜索が続く被災地の光景は戦争の惨状と重なり、戦争の悲劇を引き起こしてはいけない事を改めて英霊の御霊に誓っている事でもあったと思います。また、多く方々が、今ある平和の礎を創り上げてくれた御霊にしっかりと見守る事は追悼をしながらお願いした事でもあったと思います。
ちょっと気がかりな事があった事として、富士市遺族会代表挨拶で、いつもなら、鈴木会長の挨拶で締められるのですが、今年は副会長さんでした。ご高齢ですので体の調子でも悪いのかと心配しています。(何にもないのならいいのですが・・・)
また、管首相は靖国神社への参拝をしない事は、国の礎の為に亡くなられた英霊や遺族を軽視しているように思え、私には違和感があります。
66回目の終戦記念日は終わりました。
いずれにしても、恒久平和は願います。