国指定史跡浅間古墳を含む須津古墳群の有効活用について

 

私は一般質問で心がけている事は、富士市全体の事、地域の事を考えて複数項目質問をしようと思っています。3月7日午後1時に登壇しての一般質問の3項目のうちの1項目は地域の事として「国指定史跡浅間古墳を含む須津古墳群の有効活用について」致しますが、その通告文を掲載します。

「国指定史跡浅間古墳を含む須津古墳群の有効活用について」

地域の宝である浅間古墳、琴平古墳、千人塚古墳を含めた須津古墳群を見つめ直し、須津古墳群を将来に渡って顕彰していくための3つの古墳の周辺整備を含む「須津まほろばの丘公園」の実現に向けての署名活動により、平成28年12月21日に「須津古墳群の史跡公園化(須津まほろばの丘)をめざして」とする趣意書が地区住民の5701筆を添え、市長に提出された。また古墳群の整備については行政懇談会で取り上げられてから、市指定史跡の千人塚古墳は整備の動きが始まっているが、その他の古墳群についての整備は求められる。 以前議会で、富士市唯一の国指定史跡浅間古墳の整備活用について歴史的な謎を明かす為にも発掘を求めたが、課題も多く難しいとされた。現在、地元の小、中学校では国指定の浅間古墳を中心とした須津古墳群についての学習を積極的に取り入れられているが、沼津市の高尾山古墳が注目される中、改めて東海地区最大の前方後方墳であるとされる国指定史跡である浅間古墳については発掘以外にできる調査をしての発信をするべきと強く感じる。 地域要望での史跡公園化は課題が多いのはわかっているが、富士市の財産として古墳群の現況の有効活用を考えた周辺整備は進めて欲しいと同時に将来的な整備、活用については本格的な検討を求め、以下の質問をする。
1、地域からの5701筆の要望をどのよう受け止めているのか、須津古墳群の周辺整備を含め、「須津まほろばの丘公園」の検討や調査はどのようにされてきたのか
2、高尾山古墳の保存・活用が進む中で、浅間古墳の価値をどのように捉えているのか、また、浅間古墳の整備・活用を進める上では保存活用基本計画は必要とされるが、その前に現況での浅間古墳の調査や須津墳群の有効活用について考え、検討する(仮称)「須津まほろばの丘公園検討委員会」を立ち上げるべきだがいかがか