一般質問で、「国指定史跡浅間古墳を含む須津古墳群の有効活用について」します。ちょっと前になりますが須津まちづくり協議会では、国指定史跡浅間古墳、県指定琴平古墳、市指定千人塚古墳が一地域にある事は全国的に珍しく、3つの古墳の周辺整備をしての「須津まほろばの丘公園」と位置付けての趣意書が地域の5701の署名とともに市長に提出されています。以前議会で浅間古墳については質問していますが、今回、あらためて地元議員として地域要望を重く受け止めての質問であります。
特に東海地区最大の前方後方墳の浅間古墳については富士市唯一の国指定史跡でありますので、地域の財産であると共に富士市の財産でもあります。前回、議会で質問した際に、発掘は破壊行為に当たる為に、発掘をしない事が保存に繋がるとしていました。現在、史跡については、保存から活用と言う考えになってきていますので、古代史にも関わる歴史的な事実を明らかにすることは重要な事であります。
私は今回、発掘をしないでできる地中レーダー検査による遺跡調査やデジタル測量調査での非破壊調査を求めるつもりです。デジタル測量調査については3Dによる非破壊調査で、古墳など遺跡を発掘することなく地中レーダー探査やドローンを使った撮影データなどを駆使して古墳の形状や墳丘内の埋葬施設などを調べる手法です。
既に非破壊調査での多くの古墳での実績があります。
注目をされている沼津市の高尾山古墳よりさらに大きな前方後方墳である国指定史跡浅間古墳の価値を高める上でも、発掘をしないでできる非発掘調査を市は進めるべきです!!埋もれている謎を少しでも調査して発信してもらいたいです!!
古墳について興味のある方は3月7日午後1時に質問しますので、傍聴して見て下さい!!