「もっと、もっと、もっと、元気!!」

2011年大晦日を迎え、今年もあっという間に終わってしまいます。
選挙の年でもありましたが、振り返れば、様々な事があった年でもありました。

特に、1000年に1度の事であったのかもしれませんが歴史的な事柄として、3月11日に東日本大震災があり、その日を境に、被災地はもとより、日本国内においての様相は一変しました。一瞬にして街の姿を変えさせ、多くの方の命を奪い、未だ行方不明者がある中で、私も被災地にはボランティアを含め、3度足を運びましたが、多くの被害を目の当たりにし、想定外と言う言葉の意味することを考えさせられ、一刻も早い復興を祈りながら、事実を教訓として活かさなければと感じました。
一方、歴史的な円高、世界経済の不透明感、消費や雇用が冷え込み、政治への不信感、更に地震の影響で、物の供給網の寸断、電力需給の問題も発生し、経済においての混乱は大きく、株価も急落と厳しさは増しました。
富士市においても、3月15日に東部地震があり大きな被害が発生しており、その後、地震以外の災害として、豪雨、台風と地域においても被害の爪痕を残しましたが、それらを踏まえた中で地域防災の強化、災害時での減災に対しては最重要課題として取り組む事であると強く認識した年でもありました。と同時に、市内経済においては、大手企業の生産縮小、海外進出と産業界にも大きな激震が走った年でもあり、今後の富士市の経済に不安はぬぐえません。
そのような中でも、私自身においては、4月24日に選挙があり、多くの皆様に支えられ、2期目の当選をさせて頂きました。
当選後の議会では、
6月議会
「キャリア教育(生きる力)の更なる充実について」
「選挙環境改善の取り組みについて
9月議会
「東部地域の更なる水害対策と沼川流域の整備改修事業の促進について」
11月
「富士市立中央病院の経営形態の在り方について」
とすべての議会に登壇。
子どもの未来・命や生活を守るという事に視点を置き、自分なりに取り組みましたし、議会改革も進めていますが、多くの課題も頂いた年ではありました。
しかしながら、病気、怪我なく、多くの人に支えられ、活動ができたことは、月並みな言葉でありますが、「今年1年間ありがとうございました」で締めくくりたいです。

選挙中にも言い続けてきましたが、被災地への思いもあり

「もっと、もっと、もっと、元気!!」
と言う思いは更に強く思っています。
この思いは来年にも持ち越しながら、
富士市も、被災地も、日本も
「もっと、もっと、もっと、元気!!」
になる事に期待を込めると共に、自らが「もっと、元気!」でありたいと思っています。

2011年12月31日
富士市議会議員
いつでも、どこでも、ガンバルマン
荻田たけひと