時代は変わる。名前も変わる。

「高山アドバンスビューティー専門学校にご入学おめでとうございます」
(えーいつから名前が高山美容理容専門学校から名前が変わったんだよ〜)と内心思いながらも、次に回ってくる私の挨拶で学校名を間違えてはいけないと焦ってしまいました。

実を言うと、高山アドバンスビューティー専門学校の入学式で挨拶をしたのですが、本当に失礼な事に会場に入り高山校長の挨拶を聞くまで、高山美容理容専門学校だと思っていました。案内をもらった時に気がつきませんでしたが、入学式で高山校長の話を聞いている内に、本年度の入学者は美容25名エステ9名合計35名であり、理容の生徒申し込みは無く、理容部門の廃止に伴い、美容理容の理容を省かなければならない中で、名前変更が余儀なくされた事がわかりました。

時代が変わってきているのか、美容やエステを希望する人達は増加しているのですが理容師の成り手が無いと言う状況でもあります。今後ディスカウントの床屋チェーン店は増え、個人の床屋も無くなって行く時代でもあると思います。最近では、男性も美容院に行きますが、実を言うと私も娘が通う美容院で髪を切ってもらっています。
新たに入学し、これから2年間美容やエステのプロになる為の技術や知識を得ながら、国家資格の取得を目指し、社会に巣立つ前の準備をこの学校で過ごしますが、其々に夢や希望の実現に向けて取り組んでいきます。ぜひとも2年間の限られた期間ではありますが有意義に過ごし、明確な目標の下で将来の礎をつくって行く事を心から期待いたします。
(新入学生に知り合いの女の子がいました)

高山校長からは、富士市の駅前をもっと賑わいのある場所にして欲しいと強く要望されました。民間での専門学校も高山アドバンスビューティー専門学校と富士調理技術専門学校(こちらも名前が変わっていました)富士リハビリテーション専門学校だけしかなくなってしまった状況は、若い人達が市外へ流失しており、市内には少なくなっている事を指摘し、ビジネスをしていく上でも非常に厳しい事を憂いていました。

時代が変わる中で、帰りがけにイトーヨーカードーが取り壊されている現場を見て、この後何ができるのか分かりませんが、買い物ができ、市民の利便性が図られ、人が集まる集客施設の誘致を期待しています。